人はなぜ、あなたの話を聞かないのか
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先日、とある企業の方がこんなことをおっしゃっていました。
「うちの会社は、人の話を聞いていない人が多いんですよ」
この話について、この方と30分ほど話し込んだのですが、結局はこんな結論に至りました。
「自分が思っているより、他人は自分に興味がない」
これは、社内外問わず、の話です。
自分が熱を持って話をしていたとしても、周りはそこまでの熱はない。なので、誰かが話していることは、そこまで真剣に聞いていないので、だから「言ったでしょ!」とか怒られても、そこまで記憶に残ってはいない。
上司の言葉はしっかりと覚える、なんてのは、昭和の時代に働いていた人なら当たり前でも、それを現代でも踏襲しよう、ということには無理があるわけですね。だから、何度でも同じことを伝え続ける必要があるわけです。
「こいつら馬鹿だから、何度も言わせるんだよ」
こんなことを言っていては、管理職は務まらないですよね、そうではなく、相手が自分に興味を持ってくれるまで、何度でも伝え続ける努力が必要です。
これは、街ナカでもそうですよね。人目を気にしてオシャレをしたりしても、赤の他人はそこまで僕を見ているわけではない。たまに見た人がいたとしても、興味を持ってくれているわけではないので、ただの景色でしかない。それを分からずに、やたらと意識したところで、どうでもいい話、ということになります。
自分が話したことに興味を持ってもらえるように努力をする。そういうことが大事なんだろうな、と思う今日この頃です。
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