Web3を整理すると、モバイルで仕事をし、僕たちが便利になる時代なのかも
我らが齋藤先輩が、Web3について分かりやすく説明していただいてます。
初代のWeb1が1990年だとすると、当時はまだISDNです。ISDNは構想としてはもっと前からありましたが、国際承認されたのが1988年ですので、その直後ということになります。
1990年代になって、テレホーダイというサービスが出てきて、22時以降の夜中はつなぎ放題。なので、自分でホームページを作っていた僕は、昼間に作成してもアップしない。22時になると、一気にアップしたことを覚えています。でも、少しでも重いサイトを作ってしまうと、何時間もかかりました。
それが、2000年代になってADSLが登場します。Yahoo!BB発表が2001年なので、そこからブロードバンドが一気に広がります。そのあたりからSNSが登場します。2004年には、GREEとMIXIがほぼ同時期に始まり、Facebook、Twitterが2007年頃から日本で使えるようになります。YouTubeがGoogleに買収され、動画配信も少しずつ広がり、ADSL、その後FTTH、FTTBが広がって、いろいろな動画サービスが広がり始めました。
そう考えていくと、Web3は4Gが当たり前になり、5Gもかなり普及してきた今、モバイルで仕事ができる時代になっているわけです。電車の中でゲームをする人も増え、(ダメだけど)歩きスマホをする人も多い時代になりました。
僕自身も、見積書や請求書をiPhoneで作成するのが当たり前になりました。カフェでiPadで本を読んでいたら、突然「今からちょっと打ち合わせいいですか?」とご連絡をいただき、速攻でiPadでZoomやWebEXで打ち合わせをする、なんてことも普通にあります。
「DXって、結局よくわからない」
まあ、そうでしょうね。IT業界的には「稼ぐチャンス」と考えている人が多いわけですから、そんな人に説明をされても入ってこない。
ですが、僕たちは働き方をどんどん変えるチャンスであるわけです。出勤しないことだけが良いわけじゃないですよね。たとえば、飲食店ではQR決済、クレジットカードなど、現金を取り扱わないお店も増えています。そうすると、毎日の締め作業が不要になります。
その昔でしたら、毎日締め作業をして、当日の売上を確定させて、その後現金をかばんに入れて、銀行の夜間金庫に預けないといけなかったものから開放される。
僕が通っているアリオ北砂クリニックでは、現金でも支払えますが、現金、クレジットカード、Suicaなど交通系、といったものが使えるうえに、すべて機械で支払って、スタッフさんには支払わない。なので、こちらでも締め作業は不要です。こちらのクリニックでは、診察や治療が終わって出てくると、すぐに支払って帰ることができます。クリニックって、支払いで待たされることが多いのですが、患者側も時間を節約できます。
僕たち自身の働き方も、ですが、僕たちが行く場所がどんどん働き方が変わると、結果的に僕たちが便利になる。それがWeb3の時代なのかもしれないですね。