日本人の所得が増えないのは、景気だけではなかった
»
「日経テレ東大学」というYouTube番組で、こんな議論がありました。
転職で収入を上げ続けてきた田端信太郎さんの言い分では「もっと上司と交渉しろ」ということだそうですが、永濱利廣さんの言い分は、少し違います。
この動画の中では、いろいろなことが話し合われていますが、その中に「辞めさせにくい法律」という話がありました。これは、僕自身も前々から家事ていることですが、自社に向いていない、自社ではやっていけない社員を、辞めさせにくいがゆえに、なんとなく雇用し続ける。結果的に、他の社員を圧迫して、さらにコストもかかってしまう。これでは、優秀な社員の取り分を増やすことができないですよね。
一方で、辞めさせられない社員からすれば、成長できるわけでなく、また給与が増えるわけでもないまま、ダラダラとその会社に居続ける。これでは、本人のためにもならないと思うのです。
アメリカのように「You're fired!」と告知する必要もないとは思いますが、辞めやすい、そして辞めさせやすい法律になることが、日本の成長に必要な要件の一つかもしれませんね。
SpecialPR