コロナ禍ゆえの別荘地でアルミや金属を盗む人たちの存在と、盗まれたところからの回復
僕がイシン株式会社創業前に買った、茨城県鉾田市の別荘地。この地域は、昭和の最後くらいに別荘として開発されたところが多く、その後バブル崩壊で、所有者はいるものの、放置されたところが多い地域です。
ここで安く、別荘として購入したのが2006年。その後、ちょくちょく遊びに行って、畑を作ったり、BBQをしたりと楽しんでいました。その後、2019年は家庭の事情で行けなくなり、2020年からは茨城県に東京のナンバープレートで行くことが難しくなり、今年のゴールデンウィークが約3年ぶりの訪問となりました。
で、到着すると草が伸び切っているのは当たり前として、なんだか家の様子がおかしい。ブラインドが外に出ているんです。台風のときとかに窓が壊れたのかと思いきや、近づいてみるとアルミサッシが丸々4枚無くなっていました。
写真は、その後に大工さんに臨時的にシートを貼っていただいたときのもの。ここと、その右側にアルミサッシ枠の窓があったのですが、無くなっていました。
鉾田警察署に連絡をして、すぐにおまわりさんが来てくださり、現場検証。おまわりさんいわく、別荘地で盗難が急増しているとのこと。一番多いのは、エアコンの室外機。その後に調べると、持ち去ると5-6,000円くらいになるのだとか。アルミのほうが高いとはいえ、サッシなんてたいした容量、重量もなく、わずかなお金にしかならないと思うのです。
それでも持っていった人、あるいは人たちがいるわけです。外からアルミサッシを外すには、壁も壊す必要があって、結構な労力だと思うのです。それでも、持っていった。
腹が立つというよりは、この2年間の施策によって、苦しくなった人が多いだろうことに思いを馳せてしまいました。
いつ盗まれたのか分からないのですが、盗まれてから時間が経っていたことは容易に想像できました。
床はボロボロで泥だらけ。その床をめくったところの写真です。
結果的に、火災保険に盗難保険が付帯されていたため、ほとんどが保険で直りました。保険って大事だな、と思った次第です。
無事になんとか復活でき、また遊びに行き始めました。まだまだ中は掃除が必要ですが、この盗難でいろいろなことを考えた今日この頃です。