TVerの追っかけ再生で、さらにテレビ番組の価値が問われる
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僕が愛用しているTVerですが、TVer IDが出来て、さらにはリアルタイム配信および追っかけ再生に対応し始めて、とても便利になりました。
リアルタイム配信は「じゃあ、テレビを見ればいいじゃん」と考えてしまいがちですが、そもそもテレビを持っていない人はいますし、外出時にカフェなどで観ることが出来ます。
そして、追っかけ再生です。これがあると、たとえば12:00開始の番組を観たいのに12:30になってしまうと、テレビだと30分間を見逃してしまうわけですが、追っかけ再生があれば最初から観られるわけですから、とても便利ですし、番組制作側も観せることが出来るわけです。
ただ、こうなってくると、観る側の選択肢が増えるわけで、テレビとネット配信での、視聴者の取り合いになるわけですね。
そうすると、適当なことを言っていたニュースバラエティとかは、どんどん観られなくなるでしょうし、ネット配信の制作費にも対抗しなくてはならない。
TVerのCMで笑福亭鶴瓶さんが「追っかけ再生で、テレビの質が問われるな」ということを呟いておられましたが、まさにそういうことだと思います。
テレビを持たない人が増える中で、番組制作の質が問われる時代が来たわけですね。外部の制作会社に丸投げしている今、どうなるのでしょうか。
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