EVは何キロ走るのが正解なのだろうか?
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日本電産の永守会長が、株主総会でこんな話をされていたそうです。
日本電産の永守会長「EVの航続距離は100kmで十分」(日本経済新聞)
コメント部分で柯隆(かりゅう)さんが、「この方は自分で運転しないから」とおっしゃられていますが、それはそれであるでしょう。
ただ、永守会長の言い分から考えていくと、いま僕たちが乗っている車の代替として使っていくのか、あるいは別物として考えるか、というのもあるように感じました。
僕自身は、現在のEVに乗ろうとは思いません。石油や石炭を使って電気を作って、それで車を走らせる、というのは、なんか違うな、と感じるのが一番です。
ただそれ以外でも、充電に時間がかかる、充電できる場所が少ない、などの問題もあります。
一方で、別物として考えた場合。100km程度しか走らないEVを作った場合は、もしかするとバッテリーを共通化させて、充電センターでバッテリーを交換する、ということが実現できれば、充電時間の問題はクリアされます。
また、たとえばレンタル自転車のようなレンタルEVを作れば、カーシェアリングとして使えるかもしれませんね。カーシェアリングで100km以上走る人は稀でしょうから、近場オンリーの足として使えるかも。
国の補助金目当てはナンセンスですが、視野、視点を変えてみることで、新しいものが生まれてくる気がしました。
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