複業が当たり前の時代、全てが本業になる！

副業を認める企業が急増する中で、本業を疎かにしないことが大切ですよね。芸人や俳優などが売れない頃は、アルバイトをしながら芸人や俳優をやる、ということがあるようですが、じゃあ、アルバイトを疎かにしていいのか、というと、絶対そんなことはありません。自分の主たる収入源はアルバイトであるわけですし。

これは、我々が複業をする際においても言えることで、複数の業務を担当することは、どちらかがメインで、どちらかがサブ、と考えてしまわないほうがいいと思っています。そうではなく、どちらもメイン、本業である、と考えることで、どちらかで手を抜いてしまったり、軽んじてしまうことがない、ということになります。

「これは副業だし」なんて考えた途端に、自分では手を抜いていないつもりでも、気付くとミスを連発してしまったり、漏れが生じてしまうなど、どこか自分の意識が抜け落ちてしまっていることになりかねないわけですね。

以前、坂上忍さんがある人に対して「引き受けたんだったら、全部本業なんだから、全部ちゃんとやりなよ」と言っていたのを覚えています。坂上忍さんは、自分自身は俳優だと思っているけれど、バラエティ番組の出演依頼をいただいて、それを受けたのであればちゃんとやりきることが大事だ、という意識でいるそうです。

我々も同じで、副業を単に収入源が増えた、程度に考えてはいけない。やる以上は、きちんとやり切ることが必要だと思う今日この頃です。