DXとかそういうことじゃない、時代についていくことの重さ
netflixで「浅草キッド」を観ました。2時間3分という大作で、いやあ、面白かった。興味のある方には、ぜひオススメします。
ネタバレにならないように書きますが、ビートたけしさんの師匠、深見千三郎さんは舞台こそが芸人の場所。しかし時代はテレビに移っていく、そんな時代背景を描いたドラマです。
さて、現代はネットの時代。テレビにしがみついている人たちもいますが、主たる収入源の広告費は圧倒的にネットに移行しているわけですね。
参考:インターネット広告費がテレビ広告費を追い抜いた年...これからどうなる?6.9兆円日本の広告費のゆくえ(yahoo!個人ニュース)
そもそも、テレビを見ない、という人がどんどん増えているわけです。
「毎日テレビを見るの老人ばかり」キー局が冷や汗をかく"テレビ離れ"の最新データ(President Online)
テレビを見ないが過半数「男20代と女10代」の衝撃 NHK調査でわかった地上波放送の終わりの始まり(東洋経済オンライン)
僕自身、テレビ番組を観るのですが、テレビでは観ていないんですよね。バラエティならTverで、あるいはテレ東BIZとか、つまりはネットで観ているわけです。それ以外は、Netflix、Amazon Prime Video、ABEMA TV、YouTube Premiumなど、ネットしか観ないです。しかも、Tver以外はサブスクリプションですから、広告は表示されない。
この時代の変遷についていけない人たちが、テレビにしがみついているわけですね。
先日、飲食店でQRコードを渡されました。iPhoneで読み取れば、オーダーはすべて無言で出来るわけです。今の時代にぴったりです。特に居酒屋さんなどで、大声で注文するって、今どき気になりますよね。
僕たちの周りでも、テレワークに執着する人たちもいますが、この間まで通勤してたやん(笑)みたいな話もたくさんあります。
DXなんて大企業ではそうかもしれませんが、中小企業では、それ以前に「時代についていく」ことが大事なんだと考えています。テレワークなんて、その一つの流れに過ぎず、そうではなく、時代を俯瞰し、自分の頭で考える。そんなことが重要だと思う今日この頃です。