「大人の人たち」という言葉で逃げる人たち
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テレビの中で芸能人が「大人の人たち」という言葉を使っているのを見て、不思議で検索してみたところ、こんなブログを見つけました。
この方はAKBファンのようですが、こんな一節がありました。
ただ、シチュエーションは違いますが、メンバーの中で「大人の人たち」という言い方をしばしば聞くことが多いですね。
"大人の人たち"=運営サイド、スタッフ、という理解でいるんですが、年少メンバーが言うのがまず良いとして、中堅以上のメンバーが、対外的なところで発するのは、私は違和感があるんですよね。
AKBのメンバーさんは、なんと言っても若いですが、僕が聞いたのは40代、50代の芸人さん。スタッフのことを指すのであれば「スタッフ」と言えばいいだけです。そこでわざわざ「大人」という言い方をするには、もう一つ意味があるのだと感じています。つまり「お金を握っている」という意味ですね。
これを、僕たちの世界に置き換えるとどうでしょうか。自分と立場の違う人を「大人」という違和感。自分はそこには行きたくない、めんどくさい、という「逃げ」になる気がしています。
出世を目指さない人が増えたという時代。それは別にいいけれど、目の前のことに責任を持つのは当然でしょう、と思う僕が古いのでしょうか。
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