メモが録れる人は仕事ができる
リクナビNEXTでこんな記事を見かけました。
デキる人は、やっぱり「メモ魔」だった――メモのもたらす5つの効果
ここで一番に取り上げられているのが「備忘&記憶効果」です。やっぱり、メモると憶えますよね。また、いろいろとメモを録っていると「あれ?これって前にも書いたよね」と思い出すことが多いです。
前職でもいたのですが、新人でない、むしろ「中年」に入る人ですが、毎日のように同じミスを繰り返す。言われたことを忘れる。「はい」とは言うけど、メモをとらない。
この人は、叱られると反省している「風」なのですが、翌日もまたやらかしてしまう。僕は、個別にアドバイスしたのですが、それさえもメモらないんですよね。
人間の脳は、すべての出来事や情報を記憶してくれる万能装置ではありません。それどころか、ほとんどのことを忘れてしまいます。仕事に忙殺されているときなどは「ついさっき言われたことが思い出せない」と冷や汗をかくようなこともあります。
実際、そうなってからでは、まさに「冷や汗」ものですよね。冷や汗をかく前に、対策を施しておくべきだと思います。
また、取引先でメモをとらない人も好きにはなれません。過去に、提案をしていただくためのRFPを提示して、内容を説明しているのですが、持ってきたメモ帳に何も書かない。これでは、いい提案書が出てくる気がしません。実際、ピントのズレた提案が来て、結果的に発注することには、なりませんでした。
逆に、メモを見ただけで、「この人は信頼できる」という人もいました。もちろん、費用次第ではあるものの、発注するならこの人の会社、と思えるメモだったです。
僕自身、若い頃から忘れっぽい人間だと認識しているので、とにかくメモを録ることは欠かしません。今は、予定は、仕事もプライベートもすべてG SUITEのカレンダー入れますし、タスクはiCloudのリマインダーで、iPhone、iPad、Macで連動させています。
メモを録る習慣のない人は、自分に自信があるのでしょうか。ちょっと、そういう人の気持ちがイマイチ理解できないのですが。
メモを録る習慣ができると、明らかに効果を感じられると思うのです。