実は意外と難しい「新しい働き方」
ニューノーマルなる、よくわからない(笑)カタカナ語が登場していますが、あまり浸透している気がしませんね。厚生労働省のサイトに「新しい生活様式」について書かれていますが、正直言って情報が多すぎて、全て実践することは困難な感じ。
さて、我々ビジネスパーソンには「新しい働き方」なる、明確な定義のないものを求められているようですが、これまた難しいお話だと感じています。
6月になって、通勤している方は実感されていると思いますが、都内の電車は、以前ほどではないにせよ、そこそこ混んでいます。つまり、出勤しないと仕事にならない人が、それだけいる、ということだと思うんですよね。
自宅で仕事をしようにも、自分専用の部屋がない、デスクや椅子を置くスペースがない、小さい子供がいて、オンライン会議なんて出来ない。また、お客様先を訪問することが当たり前だったので、結局は行かない理由がない、他社は訪問しているのに、自社だけ訪問しないわけにもいかない。
ハンコなんて問題もありますよね。オンラインの稟議システムを入れるのは高いとか、そもそもその稟議が下りない。取引先からファックスで届く。郵送もある。
今まで準備してこなかった会社が、ある日突然にリモートワークをすることには、めちゃくちゃたくさんのハードルが存在するんですよね。まあ、そこに商機を見出すベンダーもいるわけですが。
オンライン会議だって、PCにカメラが付いている前提ですが、PCにカメラのない会社だって、決して少なくないんです。
珍しくネガティブなブログになりましたが、これらを一つひとつ解決していくことで、本当に「新しい働き方」ができるようになっていくのだと思う今日この頃です。