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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

年初に考える「準備万端」ということ

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2020年になりました。おめでたいかどうかはさておき、新たな気分になるのは何年経っても同じだなあ、と感じます。

2020年は、オリンピック・パラリンピックイヤーでもあり、特に都内は様々な盛り上がりと混雑が予想されますね。そして、その後は景気がどうなるのか、なんて心配もされるところです。

昨今は、少しばかり起業がブームになっている気がします。僕自身は、とてもいいことだと思っています。若い人だけでなく、中高年でも何かを目指して奮起することは、とても喜ばしいことです。

一方で、「準備」をせずに起業してしまう人も、少なからずいるようです。一番わかり易いのは「資金不足」です。不足くらいならいいのですが、人のふんどしだけでなんとかしようとしてしまう、なんてのは、その後の行き詰まりが安易に想像できてしまいます。

漫才師のオール巨人さんが、あるところでこんな話をされていました。

「当時の僕は、芸人になるんやったら、まず100万円貯金していこうと思った。芸人になってからお金の心配してたら、芸人の本業に邁進でけへん。アルバイトなんかしたら、時間が足らんようになってしまう。せやから、阪神くんにも100万円貯金しておいで、って言うてん。阪神くんも、ちゃんと100万円貯めてから来てくれたわ」

これは、僕たちにも言えることで、準備ゼロで「起業します」とか言われても、危なっかしくて見ていられないですよね。準備万端の「万端」は、どこまでやれば万端なのか、というところもありますが、少なくとも目先の心配は要らないくらいにしておかないと、起業当初から資金繰りに走り回らないといけなくなり、本業に没頭できなくなってしまいますよね。

そして、VCからは、まだ売上がないことを理由に値踏みされる、という図式になってしまうんですよね。

何事においても、準備万端、段取り八分、大事なことだと再認識して2020年をスタートしたいと思います。

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