織田信成監督辞任に見る、日本に根付いた体育と、根付かないスポーツ精神
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元スポーツライターの乙武洋匡さんがこんな記事を書かれていました。
そもそも軍隊における兵士錬成に原型を持つ「体育」と、余暇や娯楽といった言葉を語源に持つ「スポーツ」とはまったくの別物であるはずだ。前者は強制されることが多いのに対して、後者は自発的に楽しむもの。似た者同士というより、むしろ対照的でさえある。
日本では、体育会系という言葉で表現されるように、上下関係が厳しくて、下から上に物を申すなんてとてもじゃない、という文化が根強く、スポーツの語源となっている娯楽、あるいは選手を支える、という考えに至らないことが多いようですね。
我々民間企業の中でも、「管理職は偉い」という慣習が根付いていることが問題だと思っています。英語でManagerは、単なる役割りであって、上下関係ではありませんよね。
体育ではなく、スポーツ的な会社にしていかなくては、と思う出来事でした。
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