マーケティングと営業の対立があるなら、マーケティングだけでなく、営業も自分の仕事を理解していない気がする
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ずいぶんと長いタイトルになってしまいましたが。
マーケティングと営業の対立って、よく耳にする話です。営業部門が汗水流して稼いできたお金を、展示会とかでがっつり使うマーケティング部門を見ていると腹が立つ。うーん、分かりますね。
一方で、マーケティング担当者は、それが自分たちの仕事だと思っている。自分たちはコストセンターだと。うーん、これは違う。マーケティングは、営業につなげる仕事をしないといけないのですから、もっと営業に寄り添わないといけない。自分たちの成果を「売上」という結果につなげてくれるのは営業部門ですからね。このあたりを理解していない、マーケティング担当者は少なくないと思っています。まあ、マーケティングは何をやるべきか、ということを理解していない経営者も多いので、現場で勝手に動いているのかも。
かたや、営業部門は毎日走り回って苦労しているから、自分たちはすごい。そんな考えは、僕は決して悪いとは思っていません。しかし、マーケティング部門と対立しているだけだとしたら、それも違う。マーケティングが日本であまり知られていない時代は、営業がすべて。会社の数字は、営業だけで作っていたわけですが、せっかくマーケティング部門ができたのであれば、それを利用しない手はない。
マーケティング部門と連携して、ラグビーやサッカーの「パス」をもらわないといけないわけですね。
パスをもらうためには、やはり営業もマーケティングと密に連携をとって、情報が常に共有されている必要がある。そんなことを感じた金曜日でした。
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