ダイエットのためのトレーニングは、可動域を広げるほうがいい ー 初動負荷トレーニング
週末に、初動負荷トレーニングというものの有償トライアルレッスンに行ってきました。
初動負荷トレーニングというのは、イチロー選手が取り入れていることで一躍有名になったトレーニングです。僕自身、ずいぶん前に聞いたのですが、イチロー選手というトップアスリートがやっているということで、僕たちとは無縁だと思って調べもせずにいました。
2018年末頃に、イチロー選手、トヨタの豊田章男社長と、現フリーアナウンサーの小谷真生子さんの対談があり、そこで豊田章男社長が、初動負荷トレーニングを実践されており、「50代よりも今のほうがカラダが動く」ということを仰っていて、改めて興味を持つことになりました。
初動負荷トレーニングは、雑に省略すると、延々とストレッチを続けるようなトレーニングです。筋肉を大きくするとか、贅肉を落とすといったものではなく、股関節とか、肩甲骨などを柔らかくし、普段使わない筋肉を柔らかくしてあげることで、可動域を広げることができるわけですね。
可動域が広がると、怪我をしづらくなりますし、運動量も増えます。ゴルフなどのスポーツでも、最近は体幹を鍛えることが言われますが、体幹に加えて股関節の可動域が広がることで、もっとカラダが安定して思い切って動かせる。クラブを振るのも、バットを振るのも、ボールを投げるのも、普段よりもさらに一歩踏み込んで振る、あるいは投げることができるようになるんですね。
実際に行ってみて、全然ツラくはありません。むしろ、痛気持ちいい。60分ほどのトライアルレッスンが終わって、前屈も曲がるようになりましたし、肩甲骨あたりも動きやすくなりました。
通うかどうかわかりませんが、まずはトレーニングのあり方を考えるいい機会になりました。