お祭りって、防犯の効果があるわけで
墨田区に住み始めて17年。当初から関わってきたので、昨日、一昨日は17年目のお祭りでした。
東京に住んでいると、近所との関係性が希薄だと感じることが多いですね。特にマンションだと余計にそうかも。
僕が住んでいる墨田区は、もともとは超下町で、お年寄りが多くてのんびりした町だったのですが、最近になってスカイツリー効果なのか、住民が増えているようです。マンションは激増し、一軒家も増えて、若い世帯も増えました。
そんな中で、回覧板というレガシーな存在があるのですが、町会に加盟していないと回ってこない。マンションですと、町会に加盟しないところが多く、近所のお祭り、子供の金魚すくいや盆踊り、防犯訓練の情報さえも入ってこない。「そんな仕組みしかないことがおかしい」とは思いますが、そんな町が多いのが実情ですよね。
お祭りは、近隣の方、企業の寄附だけで成り立っています。なので、僕たち世話人は、事前に町内を回って寄附を募ります。毎年寄附してくださる方を中心に訪問し、その際にいろいろとお話もするんですね。最近買ったもの、食べたものなどたわいないことから、体調や家族のお話、気になっていることなど。防犯という観点でも、僕たちなりに伺ってみることで、近隣との関係も深まっていきます。知らなかった人と知り合えます。
僕自身、普段はほとんど町内にいないので、顔見知りになる機会がないのですが、こういうお祭りに参加することで、普段会わない方とコミュニケーションがとれ、お互いの人となりを知ることができるんですね。そういう意味でも、お祭りって積極的に参加すべきだと再認識する今日この頃です。
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2018年6月15日(金)那覇市内
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