劣等感こそが最強の武器なのだと思う件
とあるアーティストが、サボりグセがある大学生からの質問に答えていたことがとても印象的で、いろいろな方にお伝えしたく、出張先でブログを書いています。
「自分は、放っておくと最大に怠慢な人間だし、人より優れているものは何もないので、人並み、あるいは人以上になりたいと思ったら、普通の人の3倍も4倍も努力しないといけないから。何もやらなくても出来る人ならいいけれど、自分はそうではない」
概ねこんなことをおっしゃっていました。それはGACKTさん。あれだけの大物アーティストに言われると、みぞおちにパンチを入れられた気分です。
僕自身、昔から劣等感の塊なのですが、そんな人が他にもいらっしゃったことを知って、驚くところもあります。劣等感の塊の人間って、じゃあ頑張れるかと言うとそうではなくて、目標設定しないといつまでもゴロゴロしてしまうんです。日曜日に、何もなければずーっと寝ているタイプ。気がつけば夕方、みたいな。
ですが、そうなるとただの怠慢な人間で、たぶん運動もしないからブクブク太ってしまうし(事実、去年の今頃までデブデブでしたから)、頭の中も空っぽになりかねない。ゲームなんか始めた日には、ずーっとゲームで時間を浪費してしまうでしょうね、僕の場合。
自分を変えたい。もっと成長したい。そんなことを思い始めると、何か目標が出来てきます。その目標を達成するためには、頑張らざるをえない。しかも、ずっと頑張ってきた人には敵わないので、もっと頑張らないといけない。勉強にしても仕事にしても、残念ながら頑張ったから結果が出るとは限らない。でも、頑張らないと「絶対」結果は出ない。
でも、1,600万分の1の確率だと言われる、宝くじよりは確率が高いでしょうから、そう思って頑張るしかないわけですね。でもって、ダイエットに至っては、やり方さえ間違えなければ、かなりの高確率で結果が出てくる。そう考えると、やる気が湧いてくるものです。
劣等感。これが強い人が頑張ると、ものすごいものを発揮するんだなあ、と再認識した今日この頃です。