「とりあえずやってみるか!」と言える環境
日本企業は「石橋を叩いて渡らない」と揶揄されることが多いですね。たしかに、製造業の場合はPL法をクリアするとかありますが、ソフトウェアやサービス、そしてクラウドの時代に、そぐわない考え方とも言える気がしています。
「とりあえずやってみる中国」と「分からないからやらない日本」。先が見えなくても,新しいことへの挑戦は欠かさない------日本進出を果たしたSnail Gamesの今後 - 4Gamer.net via kwout
僕は、基本的にゲームに興味はありません。電車の中でパズルゲームをやることは絶対ありませんし、自宅で何度か家族でスプラトゥーンをやりましたが、今は電源さえ入っていません。まあ、ゲームを楽しめない性分なんですね。
この記事の主旨は、ゲームに限った話ではなく、日本企業の姿勢が問われているように感じています。石橋を叩いても渡らない。社内で新しい提案をしても「何かあったらどうするんだ?」「誰が責任をとるんだ?」という、年老いた政治評論家みたいな議論になってしまう企業の人たちにとって、新しいことをやることはリスクでこそあれ、メリットはない、と考えてしまうのかもしれないですね。
我々ベンチャー企業にとっては、新しいことにチャレンジしないことこそリスクであって、チャレンジがデメリットになることはほぼないわけです。もともとが大したことはありませんし、そこに膨大な投資をするはずもありませんから。
以前の職場では、人の足を引っ張る広報担当者がいたり、仕事をしない経営企画担当者がいたりと、邪魔者ばかりでしたが、そういう障害を排除してチャレンジできる環境を作るって、大事なことですよね。
「とりあえずやってみるか!」と言える環境。いつもそういう環境を作っておきたいと思う今日この頃です。