プレミアムフライデーは金曜日じゃなくてもいいし、残業が悪じゃない
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今年になって一時的に話題になったプレミアムフライデー。発想の原点はいいと思っています。ただ、月末の金曜日に持ってきてしまったことが、「ああ、会社員の現状を知らない役人が作ったんだな」と思わせてしまうところ。
うちの社員は、暇なときは15時でも14時でも帰っていきますが、そんな風に自由に時間を調整できるようにしておくといいと思うんですね。暇なときはない、という会社の方は、それなりに強制的に時間をコントロールできるとか。
僕自身、前職ではここに書けないくらいの長時間労働がありましたが、自分で納得して、しかも楽しく仕事が出来ていたので、何も不満はありません。給与も賞与も充分にいただきましたし、今でもいい思い出です。
最近は、長時間労働=悪であって、ブラック企業、なんて言い回しが多くで、どうにも背中がムズムズするんです。その直結は、上手く言えないけどなんか違う気がする、というような。
まあ、法律で「週40時間」というのがあるので、そこに基づいて議論せざるを得ないというのがあるわけですが、その法律自体も、工場で生産ラインの前で仕事をする、つまり出社しないと仕事ができない時代に出来た法律なので、自宅やカフェでも仕事が出来る人たちには、全く噛み合わないものだということもあると思います。出社しないと仕事にならない人と、そうではない我々が同じ土俵で議論をするわけにもいきませんしね。
自身のモチベーションをどこに置いて、どうやったらみんなが仕事を楽しめるか。そんなことを日々考えている次第です。
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