起業の目標は各人各様でいいと思うが、群れると儲からない
急増するキラキラ起業女子、大半は経済困窮...SNSで必死に「華やか&リッチライフ」自己演出(Business Journal)
僕の知り合いの女性の中には、様々な経緯で起業をされる方がいます。ただ、僕が知らないだけかもしれませんが、このようなキラキラ起業女子、という人にお会いしたことはないです。
起業をしよう、と思うきっかけは人それぞれだと思います。どうしてもやりたいことがあった人もいるでしょうし、逆に今までの会社がイヤになって、という場合もあるでしょう。きっかけは何でもいいとは思いますが、ご飯が食べられないようではマズいですよね。
また、「起業」といっても法人化しているケースは稀で、ほとんどが自営業か副業の枠を出ないそうだ。しかも、それなりの収益を上げているのは、ほんのひと握りにすぎない。そのため、相馬氏は、SNSなどの写真だけを見て「この人は成功している」とうかつに信用するのは危険だと指摘する。
本来なら、法人化しているかどうかは関係ないとは思いますが、実際には法人化していないと相手にしてもらえない企業があったり、銀行関連でも苦労をすることがあると聞きます。また、事業の形態によっては、合同会社では難しい場合もあるそうです。僕自身も、合同会社を作ったことがありますが、メガバンクの窓口で「これは何ですか?」と聞かれたことがあるくらいです。
ただ、収益が上がっていないことにはお話しにならないですよね。当初はしょうがないにしても、いつまでも、あるいは何年経っても黒字化しないようでは、そもそも事業として成立していないことになってしまいます。
最近では、特にIT系で投資を募る人もいますが、本質ではないですね。黒字化が見えない事業に投資をする、日本の投資家は少ないですし。
僕自身、過去に見てきた人たちでは、この記事にあるようにやたらと目立ちたがるとか、イベントがあると必ずのように出ていって、という人たちが、実際に大きく黒字化しているケースを見かけない、というのが正直なところです。
以前テレビで、GENKINGさんが見栄のために、借金をしてインスタグラムに写真をアップしていた、アップしたらすぐに転売していた、なんて告白をされていますが、この記事の中の人たちはまさにそんな感じ。自分が群れている人たちに「ええカッコ」をしたい、というような。もう、起業でもなんでもないですね。
自社の本質を考え、必要なところに出向いていく。そこはブレないようにがんばりたいと思う今日この頃です。