今どきのビジネスパーソンのスキル、フリートーク

最近のテレビのバラエティ番組では、お酒を飲んで話す、みたいなのが多いですね。僕が一番最初に見たのは、東海テレビの「千原ジュニアのヘベレケ」です。これが始まった頃は「まあ、地方局だから出来る番組なんだろうな」と思っていたのですが、テレビ東京の「博多華丸のもらい酒みなと旅２」では、博多華丸さんが酩酊状態になるまで飲んでいたり。それを見て楽しむ、みたいな。

最近では、フジテレビの「ダウンタウンなう」に至っては、様々な芸能人と飲みまくっている図を見ると、改めて芸人さん、芸能人の方ってすごいな、と感じています。つまり、フリートークのスキルの高さですね。

台詞、台本のある舞台も大変なんでしょうけど、その場で咄嗟に返す言葉で、その人の資質というか、社会人としてのレベルが見えてくる気がしています。

我々ビジネスパーソンの場合、ストーリーのあるプレゼンテーション以外は、ほぼフリートークです。だからといって、何も考えずに丸腰でその場に立つことは、僕的には怖くて無理です。あくまで、頭の中でシミュレーションを繰り返した上でその場に臨む。決して丸腰では行かない。

その上で、どこでどの引き出しを開けるか、というところですが、そもそも引き出しに何も入っていないとか、引き出しが少ない状態では怖いですしね。

フリートークって鍛えるのが難しいだけに、出来ることで人として幅が広がるんだろうな、と感じた今日この頃です。