自社サービスが売れない理由が分からないのは、お客さんの立場にならないから、というシンプルなお話
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僕自身、シボレー・アストロという人気ミニバンを2台乗り継いたことがあり、また友人がキャディラックに乗っていたことがあるので、アメ車が売れない理由って、とてもよく理解できているつもりです。そして、BBCも明確にポイントを説明しているようです。
なぜ日本で「アメ車」が売れないのか。その理由についてBBCは「道路事情がアメリカと異なり、家の前の道路や駐車スペースが狭い」と説明している。
最近はいろいろなアメ車がありますが、僕たちが思い描くアメ車って、長さ5mを超えるんですね。シボレー・アストロは4.8mでしたが、横幅はほぼ2mでした。当時のキャディラックは、長さ5mを超えていました。(現在のモデルは4.7mくらい)そして、回転半径が大きい。僕が住んでいる墨田区の路地に入るには、かなり大回りをしないと入れません。僕がアストロに乗っていた頃には、一度切り替えして曲がっていました。そこまでしてでもその車に乗りたい!と思わない人にはツライと思いますね。
僕たちのビジネスに置き換えると、自社サービスやプロダクトが売れないのを、買わないお客さんのせいにして何が解決するのか、ですね。「あの客はさあ」なんて、個別のお客さんの問題にして、さらにはお客さんの悪口を言っておしまい、なんてのは、出来の悪い営業担当のやることでしょうね。
お客さんがなぜそれを購入しないのか。「いいね」「欲しいね」と言ってくれたのに、買わない理由はなにか?本当にお客さんの立場になって、場合によっては押しかけて状況を確認させてもらう。それくらいやらないで、「連絡来ないね〜」なんてのじゃお話にならない。そんなことを感じる記事でした。
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