Pepperを複数台動かすと、掛け算で効果が出るかも！

昨日から開催されているPepper World 2017に行ってきました。第一回は少し狭いくらいだったのですが、今回は虎ノ門ヒルズ。それでも、人が多すぎて大混雑。Pepperの人気ぶりが可視化される感じです。

少し前までは、Pepperに何を喋らせるか、エンジニアの協力が必要でしたが、今回のPepper Makerでかなりラクに使えるようになっています。

ですが、基本はPepperを単体で使うことが前提。しかし、接客の現場や説明、エンターテインメントといった広い領域で使うことを想定すると、複数のPepperが同じことを話すとか、連携して説明する、なんて場面が欲しくなってくるんですね。

昨日見てきたのは、複数台のPepperをコントロールできるようにアップデートされた、エム・ソリューションズの「Smart at robo for Pepper」です。デモを見せていただきましたが、さも簡単そうに複数台が連携していました。操作も簡単だそうですが、開発は大変だったであろうことは想像できます。

すごいなと感じたのは、同じネットワーク下になくても大丈夫だということ。極端な話で言うと、大阪と東京それぞれにいるPepperで同じ時間に同じことを話すとか、会話する、なんてことも可能だそうです。まあ、これは極端でニーズが有るかは別ですが、近くにいるPepperが連携するのは使えそうですね。

Pepperのようなコミュニケーションロボットは、複数台が足し算ではなく、掛け算になっていくのだろうな、という未来を感じさせることができるサービスでした。イシンも、Pepper導入支援事業として、力を入れていきたい分野ですね。