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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

「やらなきゃいけないこと」より「やりたいこと」に目を向ける、もちろん経験を経てからね

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「50歳なんてピッチピチ」なんてタイトルを見ると、ついつい「おいおい、エエ年のおっさんが何言うてますのん」と思ってしまいますが、内容を読むとそういうことではないことが分かってきます。ただこの記事、読み違えると「オレ、好きなことやって生きるぜ、イェーイ!」なんて方向に行ってしまいかねない、と感じました。

他人の要求に応えて「やらなきゃいけないこと」だけをやってたら、人生終わっちゃうなと気づいた。

「やらなきゃいけないこと」より「やりたいこと」に目を向けると?

こんな文章が並んでいるので、ついつい「おー、オレもやりたいことをやるべきだと思ってたんだ!そっちで行くぜ!」なんて、ある意味で、ビートたけしさんや、明石家さんまさんを見て「儲かっていそう!オレもやるぞ!」なんて芸人の道に入ったはいいけど、10年経ってもコンビニでバイトしていて、ふと気付くと後輩に追い越されている、なんて話に似たストーリーを歩みそうな匂いがプンプン。

この文章には、その前段がとても大事なことが書かれています。

だいたい30 代というのは、他人からの些細な要求に対して応えられる自分に満足を覚える年頃。40代ではそれが全部できるつもりでいたら、通用しないエリアがものすごく広いことに気づいて真っ暗になって「トンネル」に入るわけですが、どちらも主語が他人なんです。

糸井重里さんが仰有っている「50代になって、やりたいことをやる」ためには、40代で「やらなきゃいけないことが出来ている状態」になっていけないのだな、と。これは20代でも30代でも同じで、やらなきゃいけないことすら出来ていない状態で、やりたいことだけやって食っていける、なんて甘い話はない、ということだと思います。僕たち経営者で言えば、売り上げすらマトモに上がっていない状態で、夢を見るような話ばかりしていても、霞食って生きていけるわけじゃない。営業職、あるいは営業の責任者であれば、売り上げあげてナンボ。そこを勘違いすると、とんでもないことになってしまいます。

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僕自身、おかげさまで好きなこともいろいろと取り組めるようになったのは、40代までにソフトバンクで思いっきり鍛えてもらったおかげだと思っています。死ぬかと思った、というと大げさですけど、本当に脳みそが溶けそうなくらい、毎日毎日考えていましたから。今があるのは、そのときに身に付けたチカラなんですよね。

糸井重里さんは67歳だそうです。僕自身、まだまだです。

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