年功序列か、実力主義か、中途半端が一番ダメだというお話
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若い方が「年功序列」と聞くと、ウンザリされるかも知れませんね。僕が若いころ、年功序列は大嫌いでした。仕事もしないで、社内をブラブラしているおっさんが、僕よりずっとたくさんの給料をもらっている。
「稼いでるのは、俺たちなのに」
そんな思いがありました。その思いは、50歳を過ぎた今でも変わらない。
先日、とあるテレビ番組を見ていたら、ヒロミさんが「芸能界の年功序列は機能している」という主旨のお話しをされていました。「お世話になった感」というお話しもされていました。たしかに、お世話になった感は、僕たちの業界は薄い気がします。何かあったら上司のせい、うまくいったら自分のおかげ、的な。(笑)
一方で、実力主義となると、「ギスギスするんじゃないか」と心配する方がいらっしゃいます。まあ、実力主義のあり方次第だとは思いますし、やらないで心配ばかりしているのもいただけない。
で、気が付くと、年功序列と実力主義の合わせ技みたいな仕組みになっていて、実際の評価制度は公開されていない、なんてことがあります。これが一番まずい。でも、評価する人が、年功序列じゃなくなってしまうのを恐れているので、なかなか正しにくいんでしょうね。
良い結論はないんですが、新陳代謝という言葉を思い出す、そんな今日この頃です。
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