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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

勉強が好きか嫌いか、それは親次第

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前職で、孫泰蔵さんと一緒に仕事をしたことは、お兄さんの孫正義社長と仕事をしたことと同様に、僕にとっての誇りです。その泰蔵さんの記事です。

今日は、ここでの孫正義社長の活躍ではなく、勉強時間を確保することについて。

米国の学校には飛び級制度がありますから、最短の時間で卒業しようと猛勉強しました。1日24時間のうち、睡眠にあてた6時間以外のすべての時間、食事中も入浴中も移動中も教科書を開き、勉強したそうです。

以前テレビで、東大生40人が自分たちの勉強法を披露する番組がありました。その中で語られていたことが、

・ゲームと勉強は同レベル
・楽しいから1日10時間以上勉強する

ということで、芸能人のみなさんは驚かれていましたが、僕にとって「分からないでもない話」だと感じた次第。

僕自身は、残念ながら「勉強は楽しくないもの」という教育を受けてきました。だから、子供の頃は「どうやって勉強しないでいようか」「どうサボろうか」ということばかり考えていた気がします。当然、成績は良くない。成績が良くないから楽しくない、というスパイラル。

しかし、大学に行って大きく意識が変わりました。周りにいる人は「ガツガツ」と目を輝かせて勉強していたんですね。で、僕が小中学校でやっていたような、記憶一辺倒の勉強ではなく、「理解する」「考える」ということが中心になりました。日々の授業で意見を求められることが多いので、聞いていない授業などあり得なくなりました。で、聞いているから面白い、理解できるから面白い、それに対して意見を言えるから、もっと言えるようになりたい、と感じるようになったんですね。

テレビの中で一人の東大生が言っていたのですが、先生が勝手に「キミが行けるのはこの大学(あるいは高校)」と決めつけることが多い、と。だから彼は「ふざけんな」という思いで、絶対東大に行ってやる」と猛勉強をしたそうです。偏差値29.1から80近くまで上げた、ということでした。

周りの大人が、その子の将来を勝手に決めてしまうことの残念さと違和感ですかね。僕も、中学三年生の先生に「お前はあの高校は絶対落ちる」と言われましたが、学年2位で通ったのは反発心しかなかったように思います。

周りの大人、特に親がどういう教育方針(教育の中身ではなくて)なのか。それによって、子供が勉強を楽しめるのか、あるいは嫌いになってしまうのか、が決まると痛感した今日この頃です。

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