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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

挨拶出来ないエンジニアが生き残れない時代

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先月の記事ですが、こういうものがありました。

劇団四季に入るためにはどうしたらいいですか?

この質問、僕のところにネット経由で頻繁に来る。
この二年位は、劇団四季のステージを夢見る若者たちのためになれればと丁寧に返信していたのだが
・有益な情報をもらうことしか考えていない
・あまりにも意識が低い
・まったく行動しない
という人が多すぎて最近では
「がんばってください!(行動しないのなら、もう二度と聞かないでね)」と思うようになってきてしまった。
夢を叶えるためには、「高い意識を身に付ける」のが最優先だ!

最近の若者は答えを欲しがる」というのは、結構前から言われていることですが、たしかに「有益な情報を(タダで)もらうことしか考えていない」人は多いですよね。

で、この記事の冒頭に、こんなことが書いてあります。

違いその1「プロは挨拶がすべて」
「アマは挨拶の重要性を解かっていない」

挨拶は礼儀ではありますが、挨拶すればいい、というものではないですよね。それを分かっていない人は、特に我々のIT業界には多いように感じています。

挨拶といってもただの挨拶ではありません
本当の挨拶とは、相手の眼をしっかり見て、なぜ挨拶するのかを実感して言葉にすることです。
人と人とのコミュニケーションの基本です。

これは劇団四季のお話しですが、我々も同じ。出社して「おはようございます!」と、大きな声で挨拶している人ってどれくらいいるんでしょうか。ぼーっと出社してきて、出来るだけ周りと目を合わさず、「〜〜〜す〜」と、口から何か漏れてくる。(笑)いや、本人は心のなかで「おはようございます〜」と言っているのでしょうけど、口からは「す〜」しか聞こえてこない人っていません?僕は何人も知っています。ほとんどがエンジニア。さすがに、営業職では聞いたことがありません。

挨拶出来ない割には、「アジャイルが、、、」なんて言っていたりします。前職でエンジニアの面接をしたときに、自称アジャイル推奨派の方が来ましたが、彼いわく「ドキュメント(設計図書)が要らない開発」と言っていたのを覚えています。読者のみなさんは、アジャイル開発がそういうものではないことはご存じだと思います。
(参照:アジャイルはなぜ失敗するのか?~教科書には載っていない反復型開発の3つの掟

現代において、人月商売から脱却し、ファストSIを目指す企業が多い中で、コミュニケーションは重要です。そして、その根底にあるのは挨拶だと思うんですよね。挨拶もしない人に、肝心の仕事のことだけきちんとコミュニケーションを図ってこられるとは思いづらい。そういう意味で、「アマは挨拶の重要性を解かっていない」という言葉は、とても心に響きました。

昨日書いたような、他人のやり方を変えたい場合にも、やはり挨拶は重要なコミュニケーションツールなのだと感じた今日この頃です。

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