どこの会社の人なのか、分からないと話せない僕たち
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週末にテレビを見ていたら、ホリエモンこと、堀江貴文さんが出ていました。(誰だって波瀾爆笑)その中で、友達として登場されたスピードワゴン小沢さん(?)が、堀江さんのいいところとして「(堀江さんに)誰か紹介しても、その人が何をしている人なのか、ということを聞かない」という話をされていました。
「子供の頃に、誰か友達を紹介しても背景なんて聞かないですよね。彼は今でもその感覚なんです」
なるほどなあ。日本人はやたらと名刺交換をしたがると言われますが、そこが僕たちの拠り所なのかもしれませんね。どこの、誰で、いったい何をしている人なのか、を知らないと会話すら出来ない。
アメリカでは、まず相手に挨拶します。男同士なら、まず握手ですね。で、お互いをゆっくり紹介しあう。せめてその感じが必要なのかも知りません。
日本では、ともすると名刺で相手を値踏みして、大企業の社員ならとりあえず繋がりを作っておく。聞いたことがない会社なら、「へぇ〜」程度で切り上げる。そんな風になってしまっているかもしれません。これでは、人に投資せずに、会社(の価値)にしか投資しないヘボいVCと変わりませんね。
僕自身がどうなのか。決して客観視出来てはいませんが、そうではないように生きていきたい。そんなことを感じた週末でした。
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