事業の立ち上げを必死でやった仲間との忘年会でふと思う
昨夜は、11年前に事業の立ち上げを一緒にやった仲間の忘年会。年に1、2回しか集まれていないのですが、最近ではFacebookのおかげで久しぶりに会った気がしないですね。それでも、Facebookに書かないような、お互いの近況を報告し合います。中には、そこから新しいコラボレーションが生まれることもあり、ある意味で「戦友」とは深い信頼で結ばれているところがあるのですね。
事業の立ち上げの際は、そこに関わるメンバーの「姿勢」というか、「生き方」がはっきり分かります。僕はよく川釣りに例えるのですが、川にどっぷり入って釣りをする、あるいはみんなで魚を捕まえようとしている中で、対岸から釣り糸を垂らしている人もいます。「当事者」になっていない人ですね。自分の出来る限りのことを精一杯やる人と、かたやまったく本気でやる気がない人。さらには、一生懸命ではあるのだけれど、方向性が違っている人。「いま、そこじゃないでしょ」ということにばり注力して、周りのやる気を削いでしまう人。そういう人は結局淘汰されていくわけですが。
僕が起業したときに、前職でいくつかの事業を立ち上げた経験はとても役に立っています。特に自分の会社となると、身銭を切っているだけに、さらに本気度が高まりますし。前職では、会社員としてあそこまで出来たのですから。
事業の立ち上げフェーズは、よそ見しているヒマなどありません。その事業のことを必死で考え続けることが必要です。会社の立ち上げは、さらにそのことの注力する必要があります。本当に本当に、脳みそが溶け出しそうなくらい考える。徹夜なんか当たり前で、必死で取り組む。そして、そこまでやってもうまくいかない事業もたくさんあります。いまの世の中で残っている企業、事業は、そういう努力の結果に、運や時流を含めて残れているのですよね。
そんな話をしながらの、楽しい仲間との忘年会でした。おっと、週明けにも別事業の仲間との忘年会が。体調整えて望みます。^^