八子クラウドを振り返りつつ、今日の自宅勤務について考える
昨日は雨でしたが、八子クラウドという勉強会に参加してきました。ライトニングトークも少しお話いたしましたが、勉強になる話もいくつかお伺い出来ました。
クラウドコンピューティング、クラウドサービスという言葉が出てきたのは2006年。当時は概念ばかりが語られていたように感じましたが、今ではたくさんのクラウドサービスが登場しています。そんな中でも、僕たちが普段使うクラウドサービスは、SaaSと呼ばれるソフトウェアをクラウド上に置いたようなもの。GoogleAppsなどが代表的ですね。
当初は、クラウドサービスに懐疑的だった方々も、比較的受け入れ始めているように感じます。特に、金融や医療といったセキュリティ的に厳しい業界でも使い始められていますし。
昨日は、いくつかワークショップとして話し合う場がありました。「クラウドサービスの質が変わってきているのはなぜか」「クラウドサービスできちんと収益にしていくためには、どうあるべき、どうすべきか」といったところです。たしかに、きちんと収益化できずに敗退していくクラウドサービスもありますし。
当社は、本日全員が自宅勤務です。GoogleApps、チャットワーク、kintone、Evernote Business、TeachmeBiz、Cu-hackerなどがあれば、お互いコミュニケーションをとりながら、協業も可能です。ドキュメント共有は、DropBoxのビジネス向けと、CLOMO SecuredDocsでほとんどの企業は大丈夫なのではないでしょうか。
昨日は、経費精算のストリームドについて教えていただきました。これも気になっていたのですが、ぜひ使ってみたいと思います。
自宅勤務をするためには、こういったツールを揃えることも必要ですが、あとは「仕組み」と「割り切り」だと思っています。
・仕組み
ITではない部分で、どうなったら、誰が判断するか、それをどうやって告知するか、社員同士の連絡はどう取り合うか、といったことですね。自宅待機ではなく自宅勤務ですから、どのように勤怠を判断するのか、ということも大切です。これらは、ある程度事前に決めておくことができますね。
・割り切り
台風とか地震とか、天災のときにはお客様とのアポイントも、お客様にお願いして変更してもらえば良いと思います。無理をしてでも行かないといけないアポイントはどれくらいあるのか。また、出勤しないことで進まない仕事がどれくらいあるのか。それは明日がんばればいい。そういう割り切りです。
「人々の働き方を変える」言うは易く行うは難しです。着実に進んでいく必要がありますよね。
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