自分の会社を卑下する時間があるなら、社内に提案しよう
今朝、友人がこんな記事をFacebookに上げていました。
そしてここには、こんな表が。
いかがでしょう?みなさんの会社はこうなっていないでしょうか?イシンは、まだ小さいのでこういう状態には成り得ないのですが、もう少し社員が増えたときに、こうならないように、と思います。
この記事をシェアした友人のコメントに、「うち(の会社)のことだ」というものがありました。その真意は分かりませんが、素直に受け取ると「うちの会社はこういう状態だけど、もうどうしようもないからそのままにして、外部から揶揄しとくよ」という意図が見えるように感じます。果たして、本当にそれでいいんでしょうか。そういう会社に勤めている、そしてそこで給与をもらっている、でいいんでしょうか。
弊社のお客様はiPadを導入される企業や学校が多いのですが、2010年当初はトップダウンで導入される企業が主でした。しかし、最近ではボトムやミドルから「提案」をして導入されるケースが増えています。そして、それは「iPadを導入しましょう」というところに辿り着く前に、「今のここがダメだ。こう改善しよう」というディスカッションから始まっていることが多いのです。つまり、外に向かって愚痴を垂れるのではなく、内部でしっかり意見を出し合い、ときにはぶつかりながら「より良くしたい」同士が組み合わさっていく。
僕の年代に多いので情けないことですが、50代になるとたしかに「カウントダウン」を始める人がいます。このまま穏便に過ごそう、という困ったちゃんがいるのは事実です。しかし、それを放置できるほどのんびりした会社は減ってきているように感じています。もっとボトムから、あるいはミドルから、ボトムがミドルを突っついて、もっと社内で「提案」し、自分の会社を「少しでも」良くしていくべきなんじゃないか、と。そして、指摘すべきはディテールではなく、俯瞰し、大きな視点で指摘していくべきなのですよね。
そんなことを感じる、興味深い記事でした。