【新しい働き方19】ウェアラブルでワークライフを変える!メガネの三城
モバイル業界は、MWC(Mobile World Congress)の情報で賑やかな中、「えっ?」と驚く企業からウェアラブルが発表されました。それは、メガネの三城さんです。「えー、ウェアラブルはIT企業だろう」とか「TelepathyやGoogle Glassこそウェアラブル」と思い込んでいた人たちには、衝撃的かも知れません。
敏感な方は「あれ?どこに映像が映るの?」と感じられるかも知れないこの写真。詳しくは専用サイトに掲載されていますが、ディスプレイは搭載されていません。メガネというサイズの中に、あれこれと盛り込み過ぎないのがコンセプトですね。アメリカでは、カメラを搭載しているGoogle Glass着用の客はお断り、というお店も出てきています。そりゃそうですね、いつ撮影しているか分からない、あるいは四六時中撮影している人ってちょっとこわい。
このメガネ型ウェアラブルの「FUN'IKI(雰囲気)」は、LEDを搭載してスマートフォンの動作に気付かせてくれますし、まだまだこれから可能性のあるウェアラブルだと感じます。赤ちゃん連れのお母さんや、何かしら手が離せない状態の人が認識する、という意味では、まだまだ広がりがあるように感じています。
僕は、今から30年経っても体中にカメラを装備した人があちこちにいる、というのは考えにくいと思っています。一方で、スマートフォンでは不便に感じるお年寄りや、仕事の都合で手が離せない人など、片手または両手を塞ぎたくない人が増えてくるようにも感じています。そしてそれは決して、目の前にあるものを見ずに、ウェアラブルに表示される映像を見ることでもないような気がするのです。(それはそれで、ニーズはあるでしょうが、大多数ではない、という意味です)
久しぶりに実現性のある未来を感じて鳥肌が立ちます。MWC2014会場からも、FUN'IKIの情報が届くことを楽しみにしています。