【新しい働き方10】スマホとタブレットは道具と割り切る
いつから出来たのか、「歩きスマホ」という日本語。電車の乗り降りの際にもスマホを見ている人がいますが、そんなに忙しいのかと思いきや、大抵はツイッターを見ているとかゲームをしている人ですね。もう病気だと思います。
前職で、「会議にパソコンを持ち込むな」という方がいました。彼いわく、「議事録を録っているわけでもないのに、ずっとパソコンの画面を見ているのは会議に参加していないということ」だそうで、それはそうだろうなと思います。会議中に届いたメールに返信している、なんていうのは、その典型例でしょうね。
以前、iPadの導入でお手伝いした企業では、iPadの導入勉強会の最中に携帯電話に出ることを禁止しておられました。電話に出る人がいると、その人だけ聞いていない箇所が出てきて、結果的にあとでサポートの工数が増えてしまうことがあるから、という理由でした。また、その人だけ聞いていない箇所を説明しようとすると、全体の遅れにも繋がります。
スマートフォンやiPadのようなタブレットは大変便利なものですが、それに振り回されると、あっという間に時間を浪費してしまいます。会議中なのに、ずっとスマホを気にしているなんてのも本末転倒。「自分がいま、何をすべきか」を勘違いしているのかも知れません。こう言うと「緊急時はどうするのか」という人がかならず出てくるのですが、緊急時はそう頻繁にありませんから緊急と呼ぶので、緊急時は特別対応をすればいいのだと思います。
先日テレビを見ていたら、タレントの岡村隆史さんが「嫌いな女性は食事の写真を撮る人」と言っていました。写真もさることながら、食事中にずっとスマホを触っているって異常な行為ですね。目の前の人に興味なし、という態度だということを認識しなくてはなりませんね。