家入一真さんにそそのかされて政策を考えたら、自分の頭のなかの空っぽさ加減に気付かされた
自宅を出てスカイツリーを見上げると、左上にまだ月が見えていたのですね。朝早いからというのもあるでしょうが、なんとなくスカイツリーのてっぺんと月が近く見える不思議な朝。
都知事選が近くなっても誰に投票していいのか分からない、「あの人はダメだ」「あの人はもう歳だし」なんて不満ばかりが頭を過ってしまい、どうしたものかと思っていたそんなある日。
家入一真さんが都知事に立候補すると聴いて驚き。家入さんと言えば、株式会社paperboy&co.創業者として有名な方ですよね。逆にそのくらいしか知識がなかったのですが、立候補の動画を拝見していて、結構いろいろなことをやっておられることを知りました。
とまあ、家入さんのお話はそれくらいとして、家入さんは「みんなで政策を決めていきたい」とおっしゃって、現時点でさほど明確な政策がないということにも驚きましたが、僕たちが政策づくりに参画するというのも、たとえバーチャルであったとしても面白いなと思い、自分なりの政策を考えてみました。
「・・・・・・。ん?」
僕たちは普段、あの政治家はダメだとか、この知事はどうしたとか勝手な評論をしているのですが、いざ僕たちに投げられてみると難しいものではないでしょうか。少なくとも僕には難しかった。
それでもいくつかハッシュタグ「 #ぼくらの政策 」を付けて投げてみましたが、まあ採用されるかどうかは分かりません。そのことよりも、自分自身できちんと考える機会になったことのほうが意義を感じました。普段、政策なんて考えませんもんね。企業の中においても、戦術を考える人はいっぱいいますが、戦略を考えている人なんて極わずか。でも、考えるって大事だと思います。
「いつも考える癖つけなあかん。考えへんだら、アホになるで」
死んだ親父に言われたときは、「またそんな極端なことを」と思っていましたが、PCに向かってネットをダラダラ見ているだけだと、本当にそうなる気がした、そんな週末です。