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入社試験の有料化は根付くだろうか

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前々からどこかの企業がやってくれないかな、と思っていた就職試験の有料化を、ドワンゴさんが打ち出しました。着メロで有名だったドワンゴさんが、ニコニコ動画を始めたのが2007年。2010年には動画事業での黒字化を発表されました。今ではすっかり人気企業のようですね。
僕が2010年に、iPad on Business のインタビューで夏野剛さんにお会いさせていただいたのも、当時浜町にあったドワンゴさんの会議室でした。
 
ドワンゴさんは、自社サービスの語呂合わせで「2,525円」とのことですが、これが10社応募するとなると25,000円、40社受けるとなると10万円になります。中には、もっと高い費用設定をする企業もあるかも知れませんから、就活をする学生たちは、たくさんの費用を用意するか、もしくは一点集中で満を持して応募するか。僕は後者をオススメしたいですね。闇雲に応募するなんて、気合いも薄れるでしょうから、しっかり下調べをして、どうしても入りたい会社に応募するほうがいい。そうでないなら、人気企業にこだわる必要もないですし。そもそも、人気企業なんて、どこかの就職関連メディアのツリですしね。
 
ドワンゴさんがおっしゃっている「本気でドワンゴを志望している学生に申し込んでもらうため」というのは、まったくもって正しいと思います。それでなくても採用担当は、膨大に寄せられるエントリーシートから選り分け(この作業工程で、実はほしい人材を失っている確率も少なくなく)、全国各地で説明会を行ない(この費用も膨大)、絞り込んだとはいえ、まだまだたくさんいる学生の面談を設定し、実行し、二次面接、三次面接の自社要員をアサインし、かれらの時間を使って面談を行なう。つまり、企業は膨大な費用を使っているわけですが、無料で応募している学生の中には、呑気にすっぽかす人も少なくない。そう考えると、この有料化は自然な流れであるように思います。
 
根付くか、というと、はっきり言って分かりませんが、僕は根付くほうがお互いにとっていい結果が生まれると思います。まあ、数多く応募してもらって、そのための広告を取りたい媒体にとってはキツイでしょうが、これが本来のあるべき姿に近づく一歩であれば、とドワンゴさんを応援しています。

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