顧客のニーズは価格だけではない
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昨日、大阪出張から帰ってきて、大阪も十分に寒かったですが、東京の最高気温が12度だったと聞いてさらに寒さが増している、冬が苦手な大木です。
先日、とあるワイシャツ専門店でワイシャツを購入しました。一枚だけ必要だったのですが、店員さんは「もう一枚購入いただくと◯◯円引きなんですが」とおっしゃいます。それは魅力的なお話なのですが、僕は2枚を必要としていない。「結構です、今日は必要としていません」とお断りしたのですが、何度もおっしゃいます。「でも、◯◯円引きですよ、お得ですよ」
おそらく、その方にとっても、その価格は魅力的だったのでしょう。当然、悪気のかけらもあるはずもなく。でも、僕はそこよりも「一枚だけほしい」ということだったのですが、そこは理解しづらかったようです。こういうことって、他でもよくあるんですよね。「ご一緒に◯◯はいかがですか?」「セットにするとお得です」よく聞くセリフですね。
今の時代、いくら安くても欲しくないものは欲しくないし、多少高くても購入する人はする、というシンプルなことを理解していないと、顧客の真のニーズを見逃してしまうように感じます。自分自身も、どこかで同じことをしないように、と強く感じた出来事でした。
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