月曜の朝の過ごし方
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ときどき若い方から「会社員時代に、月曜の朝がイヤになりませんでしたか?」という質問を受けることがあります。僕の答えは決まって「Yes & No」。つまり、イヤだと思うときは月曜日に限らなく、何曜日だってイヤ。一方で楽しいときは、月曜日がイヤということもないし、そもそも土日だって仕事をしていることも多いし。
これを自分自身の年代ごとに整理してみて感じたのは「日曜日に準備をしていない」20代には、月曜日がイヤ、というよりも、月曜日がやたらと忙しかった気がします。それは、自分と周りが日曜日に、そして前の週に準備をしていないから。準備が出来ていないから、時間に追われまくって自分らしく仕事ができない。まあ、20代ですから先輩や上司に指示を受けて仕事をすることが多いと、そうなってしまいますよね。ある意味でしょうがないのかも。
一方で、30代になってからは日曜日に月曜日にすべきこと、その週にやるべきことを準備するようになりました。具体的に何かをするとか、資料を作る、といったこともたまにはありますが、本質的には「頭の準備」です。予定表の確認はもちろん、明朝起きたら何をする、少なくとも月曜日の午前中の行動はすべて整理しておきます。すると、とくに深く考えなくても仕事が捗る。これだけでも月曜日の気分は全然違います。
月曜日をどのように過ごすか。それだけで一週間が、そして一ヶ月が変わってくる気がします。
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