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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

【新人に小さなアドバイス】社会人として一番カッコ悪いこと→「自分への言い訳」

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とある会社で、今年入社した新人さんにお会いしました。入社して一ヶ月も経たないのに、ハキハキしていて気持ちいい女性社員です。少しお話をしている中で「どういう社会人になるのがカッコいいか」という質問を受けました。おお!難しい。カッコいいの定義が難しいし、男女でも違うでしょうし、共通するカッコ良さもあるし、難しいですよね。

 
で、僕がお話させていただいたのが、その裏側にあるカッコ悪いこと。それは「自分に言い訳をする人」です。本人は誰かに言い訳をしているつもりなのでしょうけど、結果的に自分を納得させるための言い訳をしているに過ぎない。これって、結構カッコ悪いですよね。
 
約束の期限までにできなかった。いつまでに、という指示を受けたけど間に合わない。指示を受けたことが分からない。分からないことが分からないから質問もできない。新人の頃には、山ほどそんな経験があります。でも、先輩は忙しそうだし、上司は怖いから質問できず、結果的に依頼されたことができておらず叱られる。でも、なんとなく納得がいかないから言い訳をする。でも、言い訳は言い訳に過ぎず、周りは一応聴いてくれたけど、出来ていない事実は何も変わらない。
 
新人のうちなら仕方がなくても、何年も経って自分に言い訳をしているようだと、それは癖になってしまいますよね。何か言われると、根拠なくとりあえず言い返す人。「でも」「いや」「しかし」が口癖になっている人。自分の落ち度を、絶対に「はい」と認めない人。いますね。(遠い目)
 
自分で出来もしない、あるいはやらないのに評論だけする人もカッコ悪いかもしれませんね。僕の友人に、佐藤豊彦さんというクリエイターがいます。まず自分でクリエイターとしてやる。決して評論をしない。僕とはかなり違う分野のお仕事ですが、「創造する」ということは、とても大切な共通点です。自分に言い訳をするヒマがあったら、全力で取り組んでみる。腰が引けている姿はカッコ悪いですしね。
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