オルタナティブ・ブログ > 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 >

スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

石の上にも三年、会社にも3年はしがみつけ!

»

この時期になると、オルタナティブブログは新入社員ネタがいろいろと出てきますね。^^
 
最近は、3年以内に辞める社員が多いとか。先日、とある外資系企業の友人と話していたところ
 
「いくら外資って言っても、新卒で3年もいられなかった人を採用するほど甘くないよ」
 
とのこと。まあ、普通に考えればそうですよね。僕たちも、中途採用の面接をするときに、転職歴の多い人よりも気になるのは、最初の職場にいた期間です。1年とか2年とかだと、会社の仕事よりも、まず本人に問題があるのではないか、と考えます。
 
3年というのは言葉の綾で、実際には5年くらいはいられないと、「僕(私)は、これができます」と胸を張って言えるものは身につかないのでは、と。もちろん、どんな仕事も長くいれば良いというものではないですし、短期間で習得する能力を持つ人もいるでしょう。個別に見るとそういうこともあるでしょうけど、面接をしているとそうではない人が目立つ気がします。
 
石の上にも三年というのは、冷たい石でも3年も座っていれば暖かくなってくるものだ、という意味から来ているのですが、そう考えると、おもしろくない仕事だとしても、それくらいいれば面白さが分かってくる、とも考えられるのかも知れませんね。最近では、「社畜」などという気持ちわるい言葉を好んで使う人がいますが、そういうことを言っている人の仕事が面白くなることは、きっとないのでしょう。根本的に姿勢が違いますから。そうではなく、一生懸命取り組むことで、見えるものが変わってくるのだと思います。
 
もう既に、研修がつまらない、などと思い始めている新入社員もいるかも知れませんが、まずはしっかり目の前のことに取り組み、3年くらいは勤めてほしいものですね。

Comment(0)