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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

就職の「話が違う」は、よくある話で

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コンスタントに採用活動をしている当社にも、今年の新卒採用がほぼ決定しました。「ほぼ」というのは、まだ契約を取り交わしていない、という儀式的なものなのですが。
 
面接時に聞いた話と、入社してみると、あるいは研修を受けていると「話が違う」ということを、よく耳にします。僕自身、達観しているわけでもないですが、「世の中、そんなもの」だと思っています。なぜなら、それはあくまで聞き手の理論だからなんですよね。コミュニケーションというものは、伝える側に責任がある、というのはビジネス上、商取引上の話であって、面接の際に「聞いた話」は「そう思っていた話」と混同されることがあるから、です。また、動きの速い会社であれば、日々状況が変わっている可能性もあり、面接時と入社時ではいろいろ環境を含めて変わっている可能性もあるのですよね。
 
僕自身、以前の職場では「営業・マーケティング」を担当する人間として入社したはずですが、 入社初日から「経理」。「え〜〜!」と驚くヒマもなく、経理として会社に携わり、無駄な出費を抑え、無駄な出費をしようとする社員を説得し(散々文句を言われたり(笑))、まずは経済面の立て直しを行ない、といったことからスタートしました。この後は、直接お会いした方だけに。(笑)
 
僕のような例は極端としても、細かい点で「話が違う」と言い始めると、何回転職しても起きる話だと感じています。その昔、ある場所(お酒を飲むところ)で知り合った方は、「話が違う」と言い続けて、40数回(当時35歳)転職している人がいましたが、まあ決して有利な話でもなさそうな。。
 
話が違うことを全面的に受け入れるべき、ということでもないとは思います。何が違うのか、それは受け入れられる範囲か、それとも受け入れ難いものなのか、をきちんと考え、その上での行動なのだと思う次第です。

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