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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

独立したいですか?そのパワーはありますか?

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去年1年間、季刊ですので4回の連載を担当させていただいた、中央労働災害防止協会発行の「心とからだのオアシス」への出稿が、今年も正式に依頼を受けて継続させていただくことになりました。昨年は「組織と人を育てるマネジメント術」ということで、中間管理職に向けたメッセージを書かせていただいたのですが、今年はもう少し若い人向けにも書いていこう、ということになっています。

 
最近よく耳にするのが「若手に元気がない。パワーを感じない」という言葉があります。僕自身、これはイエスであり、ノーでもある気がしています。本当にパワーのない人もいるでしょうし、パワーの出すポイントが違っているので分からない、という人もいるようです。
先日福岡で学生たちと話した時には、自分たちで話すときには盛り上がり、我々に向きあうとおとなしくなる、という傾向がありましたが、これって僕たちが若いころもそうだった気がします。
一方で、学生でも社会人でも、いろいろと「独立したい」というご相談をいただくことがあります。ビジネスモデルがしっかりしている人もいれば、独立に興味がいってしまい、何をするかは決まっていないという人もいます。どういう独立が正解か、というものはありませんから、僕なりの視点をお話しするくらいしか出来ないわけですが。
 
昨日、一昨日の出張時に社長復活という本を読みました。ITmediaをお読みの方はご存じの方も多いと思いますが、ハイパーネットで倒産し、社長失格という本を書かれた板倉雄一郎さんの最新著書です。この本の編集は、永井さんの100円のコーラを1000円で売る方法の編集も担当された田中さんという方。さすがの一冊です。
 
全体的に荒々しい感じで、板倉さんのパワーを感じる一冊です。詳細なところでは、僕と同意見もあれば、僕は違和感を感じることがあるのは事実です。それは、人によって違うところであり、どちらが正解とかいう話でもありませんので。
そういうことよりも、まもなく50歳になられる板倉さんのパワーがすごいのですよね。独立する方は、こういうパワーが必要なのだ、と感じました。小手先でやろうという人はいないかも知れませんが、パワーがないとどこかで息切れしてしまう、あるいはちょっと失敗する度にへこんでしまう、というようなことになるかも知れません。そういう小さいことをすっ飛ばすほどのパワーがあれば、がんばっていけるのではないでしょうか。
 
経営者の方は、ちょっと迷ったときに読まれるといいかも知れないですね。元気になれると思います。そういう意味でおもしろく読めたので、ご紹介しておきます。
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