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自社のビジネスを理解していない情報システム部には任せられない

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先々週は秋葉原、先週は大阪で、ITmediaエンタープライズソリューションセミナー「情報大活用時代に向けた"積極的"セキュリティ対策のススメ」で講演させていただきました。ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。大阪でも、遠くは広島からもご参加いただき、大変感謝です。
 
講演後に名刺交換をさせていただいた方の中に、iPad導入を検討されている企業の方がいらっしゃって、いろいろとお話をお伺いしている時に仰有ったことです。
 
「大木さん、実は当社の情報システム部は、当社のビジネスを理解しようとしないんですよ」
 
この企業は、社員の多くが営業マンということだそうですが、営業マンがiPadを活用することを考えている中で、情報システム部の人たちは「うちの営業が何をしているか知らない」と仰有るそうです。これって、実は多くの企業にも起きている気がします。自分の会社が何をしてご飯を食べているのか、を知らない。知らないどころか、興味もない。これで、自社に役立つシステムの設計が出来る気がしないですね。でも、意外と現実。

 
この方も仰有っていたのですが、ビジネスの最前線にいるから立場が上とかそういうことはないわけですね。そうではなく、全社一丸となってビジネスに臨む。それがなかなか出来ていないということなのだと思います。
 
当社の場合も、顧客企業の社員だと思って取り組んでいます。中にいる人間として考え、提案し、動く。もちろん社員ではないので、出来ないことはありますが、そこは社員の皆さん、あるいは経営者の方々に相談して進めるわけですが、顧客企業のビジネスはしっかり把握しています。
 
少し前までは、そういう情報システム部でも成立したのかも知れませんが、これからもっとスピートアップを求められる企業では、スタンスを変える必要が出てきているように感じた、そんなお話をお伺いしてきた次第です。僕も、もっともっとお客様のビジネスを理解していかないといけないですね。

Comment(2)

コメント

SE@やま屋

こんにちは。
私も情報システム部に1年間いたことがあり、記事にうなずけるものがあります。
うちの会社の場合、iPadを持ちたい営業の需要に対して、セキュリティの面から反対
したことがあります。営業からはまさにこの記事と同じような苦情を言われました。
結局は、個人の責任として持ってかまわないけど、会社の基幹ネットワークへの接続は
許可しないという所が落としどころになりました。
情シスとしては、セキュリティ事故を起こしてはならないという方針がブレーキを
かけてしまうことがあります。なかなか悩ましいところです。

>SE@やま屋さん
コメントありがとうございます。
立場的にイケイケでいくわけにはいきませんよね。事故が起きた時だけ責任を問われても困りますし。
立場ごとに何が出来るか、前向きに動ける文化が大事ですね。

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