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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

ネットには、本当の匿名は存在しない(と考えるべきなのかも)

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 (誰かの揶揄、批判をしたいわけではないので、あえて名前を伏せさせてください)

 某ジャーナリストの方をめぐって、ある業界の方々が誹謗中傷とも言えるツイートを繰り返していることがありました。(ご存じの方も多いかも知れません)その方々はツイッターのプロフィールでは社名を伏せていたのですが、簡単に探せてしまう程度。当然すぐに見つかります。
 翌日、一転してお詫びツイート。まあ、夜間のツイートと昼間のツイートなので、夜は酔っ払って調子に乗った、とも推測できます。

 僕が子供の頃に親から叱られた言葉の一つに「謝るくらいなら最初からするな」というものがあり、その言葉を思い出す出来事でした。

 この方々だけでなく、過去にも似たようなことは繰り返されています。その度に、匿名の人の身元が判明し、時によっては2ちゃんねるなどに晒されることも起きています。まあ、どちらもどちら、ということも少なくないわけですが。

 採用する企業が、新卒であろうと、中途であろうと、ネットで名前を検索することも増えているようです。悪い意味だけではなく、どういう情報を発進しているのかを知りたい、どういう考え方をする人なのか知りたい、ということもあるようですが、特にネット関連のビジネスをしている企業では、社員のネットに対するリテラシーを知りたいということもあるでしょうね。

 ネットの中には、まだまだ深く考えていない情報を見かけることがありますが、いろいろなもので辿っていくと、個人を特定できることは少なくありませんね。もし不注意でやっているのであれば、自分がどこの会社の何者であるか、はいずれ知られると考えているべきである気がしています。

 僕自身、過去に匿名で書こうと思ったことはないのですが、もう匿名というのはほとんど存在しない気がしてきていますが、実のところはどうなのでしょうか。あるいは、まだまだ匿名は存在するのでしょうか。みなさんは、どのようにお考えでしょうか。あるいは、感じておられるでしょうか。

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