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逆指名するリスクをどう考えるか(川﨑宗則編)

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 ソフトバンクホークスのムネこと、川﨑宗則選手と和田毅選手がフリーエージェント宣言をし、メジャーリーグを目指すと発表しました。ホークスファンとしては残念ではありますが、チャレンジをする選手は応援してあげたいところもあり、少し複雑。
 2007年には、中国野球リーグの開幕に向けて、川﨑選手と小久保選手が応援メッセージを撮影させていただいたことを覚えています。お二人とも素晴らしい人柄で、「僕たち、これでいいですか?もっとやりますよ」と仰有っていただいたことが、今でも強く印象に残っています。

 その川﨑選手ですが、イチロー選手の大ファンで、シアトルマリナーズを逆指名。それ以外には行かない、と発表しました。しかも、マリナーズならマイナー契約でも、と。過去にマイナー契約でメジャーリーグに行ったことで印象強いのは、新庄剛志選手。2001年から2003年までニューヨークメッツで活躍し、その後日本ハムファイターズに入団したのが印象的でしたね。マイナー契約したときの年収が2,200万と噂され、それまでに比べると激減したのですが(我々よりはずっと多いわけですけど)、愛車のフェラーリをオークションにかけてまで渡米したのが11年前のこと。今回は川﨑選手が、マイナーでも、と行っています。個人的には、メジャー契約してもらうことを期待していますが。

 今回の逆指名は、どう考えてもリスクが大きいですよね。あ、収入を含めた待遇面という意味です。メジャーリーグに入団する場合、収入以外の待遇も大きいわけです。クルマ社会の米国において、クルマを与えてもらえるとか、住宅とか、中には警備員を配置してもらえる、という待遇もありますよね。

 その中で、あえて待遇を一切前面に出さず、むしろ「待遇はいいから、マリナーズに入りたい」と表明するムネ。素直に、すごいな、と感じますね。なんとかメジャー契約し、イチロー選手と同じ舞台でがんばってほしいですね!

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