忙しい人は広い世界を見ていて、ヒマな人の世界は狭い?
昨日、「「忙しい人に仕事が集まる」理由」というエントリーを書いたところ、知り合いから「仕事を抱え込んで忙しくなっている人がいる」という突っ込みがありましたが(笑)、今のところそういう人は除外として。
ちきりんさんのブログに「世界は分断されている」ということが書かれていました。
統計をみてる限り、勤め人(会社員や公務員)が多数派らしいけど、最近まわりには自営業の人しかいない。不況で一旦会社に入ったらすぐには辞めなくなったと聞くんだけど、周りには「辞めました」な人ばかり。なぜ?
いくつか書かれている事例の一つですが、分かる気がします。いつも「自分の周り」が中心になってしまうんですよね。当社は人形町にあるのですが、クリスマスの雰囲気がない街です。これを見て「今年はクリスマスの雰囲気が無いね」というのは間違いですよね。六本木のミッドタウン辺りに行けば、クリスマスだらけなのですから。
忙しい人は行動範囲が広いことが多く、当然視野も広くなってきますよね。(抱え込んで忙しい人のことではなく)忙しい人のもとには、たくさんの仕事が舞い込んで来るので、いろいろな人と話をします。よって、それぞれの人の話していることを理解しなくてはなりませんし、場合によってはあちこちに出かけていかなくてはなりません。
一方で、ヒマな人はコミュニケーションの機会が少なくなりますから、情報も集まってきません。それこそ、ソーシャルメディアの世界が全てみたいになりかねないですね。ツイッター見て、情報全てを吸収できているような勘違いを起こしてしまう。まあ、Facebookでも、mixiでもいいんですが、そこが全てでは無いということですよね。
リアルにコミュニケーションをとっていると、いかにソーシャルメディアが全てでは無いことを実感します。忙しいと、それが分かってくるように思います。
若干逸れましたが、世界の広い人間であり続けたいと感じた年の瀬です。