聞く姿勢と話す姿勢 〜アップルジャパンACNセミナーより〜
昨日と今日は、アップルジャパンでのセミナーです。本日も13:10からのトップバッターを努めますので、お出でになる皆さま、よろしくお願いいたします。
さて、昨日は100名近い皆さまがご参加下さり、空き席がほとんどない熱気ムンムンのアップルジャパンのセミナールームでお話をさせていただきました。前から見ていると、メモを録ってくださる方、頷いでいらっしゃる方、失敗事例の際には苦笑いされている方など、双方向コミュニケーションが感じられる、とってもいいセミナーでした。
セミナーに参加していると、大勢いる中のOne of themになっていると感じがちですが、前でお話ししていると、100名、200名くらいですと、結構何をなさっているのか分かるものです。メモを録っておられる、あるいは考え事をしておられて、今は伝わっていない、など。
こちらの話す姿勢も重要ですね。何やらルーティン化された話だと、聞く気がするでしょうか。立板に水かも知れないですが、感情がこもっていないというか、伝えようという気がないというか。喋ろうとする気はあるのですが、伝えようという気が感じられないと、当たり前ですが伝わらないわけですよね。それは、ただの雑談と変わらなくなってしまいますよね。せっかく話しているのに、もったいないわけです。
先日知り合いが、携帯電話をようやくスマートフォンに変えたのですが、その際のショップ店員さんの説明がさっぱりわからない。彼女いわく、店員さんの説明は「これはですね、○○となっておりましてですね、○○と○○が○○でしてですね」という、バイト語にも近い口調が気になってしまった、ということなのですが、おそらくそのリズムで話すことに終始していて、伝えよう、というところが欠けていたのではないか、と考えています。
今日が昨日の繰り返しにならないよう、資料をアップデートして、新たな気持で望みたいと思います。