【台風15号】状況判断の難しさと限界
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マリコさんが反省をしておられますが、正直これは非常に難しいところだと思います。零細企業の当社の場合、たまたま僕しか出社していなかったため、まぁ僕なら何としてでも帰るときは帰るし、帰らないならビジネスホテルに泊まるとか、なんとかするわけですから、たまたま危機管理上は事なきを得たわけです。ま、社員がいても少数ならタクシーで帰るとか、方法はあったわけですが。
一方で、やまもといちろうさんのブログに、「弊社東京オフィスの完璧な危機管理対応について」ということが書いてあり、結果的にではあるものの、社長の判断を仰がずに動いた社員に触れておられます。
僕は前職の頃は、経営企画部門の責任者として、こういう判断もしていました。ただね、難しいと思うんですよ。この判断。都内は避難勧告が出ているわけでもないですし、これだけ多くの電車が止まるということを予言できませんし、想像した人もいたかも知れませんが、想像し切れなかった方のほうが多いんじゃないかな、なんて勝手に思ったり。(勝手ですが)
ツイッターなどで、「こんな時に出社させる企業」などと言った揶揄も見かけましたが、他社のことを四の五のと偉そうに言う気にはとてもなれません。みなさん、その中で精一杯、必死にやっておられるのでしょうから。
まあ、昨日はどこの会社の経営者、管理部門でも、人のことを揶揄しているような余裕はヒマはなかったでしょうね。前職のことをいろいろ思い出した昨日でした。
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