iPhone/iPadのライバルは、AndroidじゃなくてSamsungかと
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iPad2の日本発売が延期されたまま、その後の音沙汰がない状況ですが、一方でSamsungはグローバルレベルで様々な発表を繰り返しています。前回のGalaxyTabは動きも速くて良かったけれど、GalaxySはXperia同様にカクカク動いていたな、なんて思っていたら、SⅡだの、Tab10.1などと、どんどん新機種が登場していますね。
Androidの場合、ハードウェアのスペックを厳しく指定していないため、全然OSについて行けていない機種も出てきています。僕が購入したIDEOSなどもテザリングWi-Fi端末としてはいいですが、スマートフォンとしてはおぼつかないのですね。Wi-Fi端末だけなら、わざわざ300Kbpsというスピードを選択する必要もなく。
一方、iPhoneやiPadで採用されているiOSは、現在4.3.1になっていますが、相変わらずスムーズに動きます。これはハードウェアとソフトウェアを同じ会社が設計しているから、と言われていますが、そこはそこで重要なポイントなんでしょうね。
Samsungは、ここのところ徹底してスマートデバイスを研究しているように見えます。出てきている製品を見ても、とても良くできているように感じます。実はこれはAndroidだけでなく、Windows Phone7端末もそうなんですよね。Windows Phone 7端末は、マイクロソフト側がハードウェアのスペックを細かく定義しているため、各端末にブレがないですが、その中でもSamsungの端末はとても画面がキレイです。
iPhoneやiPadの対抗としてAndroidで比べられることが多いですが、Windows Phone 7端末が登場してくることを考えると、実はOSベースではなく、メーカー、ハードウェアレベルでの比較のほうが妥当な気がしてきています。
Android3.xがもっと普及すると変わるのかも知れませんが、今のところはそう感じています。
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