「口角を上げるだけで気分が良くなる」にダマされろ
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ラジオ版学問ノススメというポッドキャストを聴いているのですが、昨年書道家の武田双雲さんが出演されて、武田双雲にダマされろ~人生が一瞬で楽しくなる77の方法 という本についてお話をされていました。武田双雲さんは以前から知っていたのですが、この本については知りませんでした。
この中で、「口角をちょい上げの奇跡」という章に触れられていたのですが、口角、つまり口の端っこを5mm上げてみるだけで気分が良くなる、といったお話でした。試しに、上野駅の乗換時に口角を上げてみたところ、非常に気分がいい。
ラッシュ時の上野駅は、大混雑の常磐線が到着し、日比谷線は北千住の延長から来ているし、それ以外に新幹線からも人が降りてきます。それらの人が一斉に銀座線に乗り込もうとするのですから、もうあちこちで人が衝突します。あの中で、よく暴動が起きないな、と感心してしまうくらい、殺伐とした人が多いのです。
そこを歩いていても、口角を上げていると、さほど気にならない。どこかで「僕は殺伐としないよ」と、気持ちの中で聞こえてくるような感じ。
他人の話を聞くときもそうですね。僕は真剣に聴けば聴くほど、相手をじーっと見つめてしまうようですが、口角を上げて聴いていると、表情が優しくなるそうです。相手の方は、このほうが話しやすいでしょうね。(反省)
本のタイトルは「ダマされろ」ですが、一度やってみる価値がある、と実感しました。これからも、毎日口角を上げるように気をつけたいと思います。
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