2:6:2の法則は、何人から発生するのだろうか
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先日書いた「東京マラソンで感じた、ボランティアのマネジメントの難しさ」というエントリーに、ツイッターでいただいたコメントで、「ある程度の人数になれば、パレートの法則が適用されるのでは」という内容のものがありました。パレートの法則は、例えば社内の20%の人が80%の売上を上げている、といったものですね。
では、組織的にいうと2:6:2と言われるもの。2割の人は会社にとって必要な人であり、6割の人はどちらでもいい人、辞めてもいいし、辞めなくてもいい。残りの2割は足を引っ張る人。ただ、この2割を排除すると、また残りの8割が母数となって足を引っ張る2割を生み出す、というものですよね。
では、組織的に考えると、10人いたら2人は足を引っ張る人になり得るのか。逆に、9人以下では、そういう人は出てこないのか。5人ならどうか、3人では?
一概に言えないのでしょうけど、僕は2人でもそういう人は出てくる可能性があるように思いますし、10人でも出ない組織もあるように感じます。さすがに、500人、1,000人となってくると、ある一定の確立が適用されるのでしょうけど。
先日の東京マラソンのボランティアもそうなのでしょうが、これはボランティアだから、というものでもないと思います。給与を貰っていても、そういう人は何人も見てきましたし。
ずいぶん昔のことですが、社内でバーベキューをやろうということになり、参加したい人だけで週末に二子玉川に集まったことがあります。(まだ、二子玉川園という駅名だったころ)集まったメンバーは14名。うち、バーベキューの準備、野菜を切ったり、肉を串に刺して、火をおこして、といった作業をやったのは3名。僕は準備に忙しかったので気付かなかったのですが、ある女性社員が働いていない人たちを怒鳴りつけました。
「食べに来ただけなら、居酒屋に行けば?」
その方向を見ると、7〜8名の男性社員たちがタバコを吸って歓談中。正確には、僕が見たときは全員が「気をつけ!」と状態でしたが。(笑)参加したい人だけのはず、楽しいバーベキューのはずでも、動かない人たちはいるんですよね。少数の場合には、2:6:2ではないのかな、なんて思った次第です。
<修正:11/3/2 8:37>タイトルが「報告」になって間違えていたので「法則」に修正しました。
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